2015年3月2日月曜日

Win8以降のPCで、古いGPSレシーバを使う

昔に購入したGPS、モジュール単体も含め何個も使わずにころがっています。

基本的にシリアル・ポート接続なので、今時のCOMポートの無いPCで使うにはUSB変換する必要があります。
このUSBシリアル変換に、なぜかProlific社の PL-2303を使った変換ケーブルが多いのですが
Windows8以降、Prolific社がドライバを供給しなくなって使えなくなっていた! 
無理やり動かす方法(HWを改造、ドライバを古い物に戻すetc.)も有るようですが・・・・


今回は、まともにサポートしているFTDI社製チップを使った・・・
秋月で売られている、”FT232 USBシリアル変換ケーブル VE488” をGPS接続用に改造してみた。





シリアル・ポート接続GPSの多くはDSUB9の4PINに+5Vを供給する事で動作します。

樹脂で固められているので、慎重に殻割りしていきます
結構固いので、あせらず軍手などして怪我をしないように・・・・
内部の構成部品に傷を付けないように・・・・
カッターで切れ目を入れ、ニッパではぎ取っていきます

コッチ側も確認のため少し殻割りしたが、不要でした。


DSUBコネクタの4番ピンのパターンを手前でカットし、


USBケーブルの”+5V”とDSUB4番ピンを結線

USBの赤いケーブルが+5V、半田付けし易いココに接続


一旦、動作確認(昔APRS用に購入したGPSを使用)


消費電流は 50mA で問題なし

別のコッチでも確認、同じ電流値です


問題無いようなので、
ホットボンドを使って保護して・・・


ゴムとかプラなどの薄板をカットし、上から被せテープで体裁を整えて終わり。


これで、古いGPSレシーバと Win8.1/PCでGPS時計を使えるようになりました。
ソフトは、XP時代のチョット古い”Satk”を管理者モードで実行して使っています。



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