内蔵プロセッサーが起動するときに機種固有の初期値をRAMから読み込む仕様のようで、メモリーの内容もRAMに保存されています。
CMOSRAMなので記憶を保持する為に3Vのボタン電池を使っていますが、電池の容量が無くなったり、故障(半田クラックなど・・・)でRAMの内容が壊れたり消えたりすると・・・・
当然、無線機が動作しなくなります。
RAMユニットが載っている機種は、私の持っているIC-1271とか、その他IC-271/IC-371/IC-741/IC-750/R-71などが有ります。
そして、以前中古で入手したIC-1271が、まさしくこの現象で動作不良品でした。
ICOMが修理しなくなっていたので、当時作ったのがコレ
(N2CBUでネット検索して見つかる”RAM Module Programming Utility”)
PCのプリンタ・ポートに接続しDOSベースのプログラムで読み書き出来ます。
ロジックIC(CD4040)が1個と+5V三端子電源IC、シンプル
当時、長いピン端子を探して部品屋を何軒も回った記憶があります!
RAMユニットを載せた状態
当時は、これでRAMユニットの読み書きが出来ていたのですが・・・・・
(RAMユニットの半田クラック修理と、データ書き込みでIC-1271は復活!
書き込みデータは、正常なIC-1271からコピー)
ただし、
このプログラムは開発が古いせいか、ThinkPad 560X では正常に動作したのですが
ThinkPadより高速なデスクトップ機では正常動作しないクセが有りました。
何年ぶりかでコレを使ってみると
(そもそも最近のPCにはプリンタ・ポートが無い!のですが・・・・)
ThinkPad X40に拡張ベイを付ければプリンタ・ポートがあるので、コレで確認してみたら
やはり読み込みすら出来ず! (Win7 32bit DOS窓・英語モード <---- 今では死語?)
10年以上経ったThinkPad 560Xは、追加メモリとバッテリーが死亡し・・・・
ACアダプターでDOS又はWinMEしか動かず。。。いつまで持つか?
で、最近ネット検索していて見つけました!
(”IC750 RAMバックアップ”でググれば見つかります。)
PICを使ってICOM-RAMユニットを読み書きしている・・・・
PCに依存しない! これは真似して作るしかない・・・・
もう滅多に使う事もないので、備忘録を兼ねて記録。。。。。
部品数は少ない
長いピン部分は、マルツの店頭で探したICソケットを改造しましたが、
この配線作業がツライですが、焦らずに
ハードは出来上がりました。
注意:USB変換部分のLED接続は配線図が間違っています。
RAMユニットを載せた状態
手前の赤いタクトスイッチで読み/書きを切替えます
PICにソフトを書きこんだら機能するようになります(後述)
☆使用時の、PIC側の状態
USBを接続(電源ON)したら、LEDが交互に点滅する
スイッチを短く押すと緑(Read)LEDのみが点灯
チョットこのタイミングがシビアです。
赤(Write)LEDが点灯してしまったら、電源OFFしてやり直します。
スイッチを長押しすると赤(Write)LEDのみが点灯します。
PICへのソフト書き込み方法、PC側操作方法など・・・・・(2) へ続く
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