2015年6月16日火曜日

WSJT-X に WSPRモードが追加された

WSJT-X v1.6.0-devel 版に WSPR-2モードが追加されたので、
WSPR-X v0.8 r3058 と比較してみました
但し、以前の WSJT7 の時のようにWSPRでQSO出来る訳では無いようです

14MHzの信号を受信しながら同時にデコード状態を見た結果
受信dB値は、ほぼ同じですが・・・なぜか WSJT-X側の方がデコード率が良い
よ~く見ると、WSPR-Xよりタイミング許容値が広いですね!
写真の 0822 の2局共DTが-2.9と-4.8で、WSPR-Xでは欠落しています

注意
このWSJT-X から周波数データにWSPR用が追加されたので
インストール前に、
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\WSJT-X にある WSJT-X.ini
を削除しておかないと正しく動作しないようです

その他利点
・CATコントロールが安定している
・WSJT-XとWSPR-Xは共存できるので、2バンド同時受信が可能になる
 元々WSPR-Xはインストール・フォルダーを別に作れば別々で動作可能ですが
 CAT周りが不安定・・・
 WSJT-Xは、iniファイルが決められた場所なので・・・・
  インストール・フォルダーを別に作ってもマルチは不可

・周波数データに、モード別にそれぞれ追加できるので、
 日本周波数(例えば1909kHz WSPR)へ簡単に(CATで)QSY可能になった

入手
http://wsprnet.org/drupal/node/5563 を参照




2 件のコメント:

  1. 従来のタイミング許容値は+6.5秒、-2.5秒程度でプラスとマイナスでアンバランスでした。
     今回のものはプラス側のタイミング許容値はいかがでしょうか。
    意図的にタイミングを変えないとテストし難いですが。

    返信削除
    返信
    1. GVYさん、コメントありがとうございます。
      ログを見る範囲では、+4.7のDT値がありますネ
      長時間稼働した訳でもないのですが、ちょっと別にまとめてみます。

      削除