2017年10月28日土曜日

USBIF4CW Gen.3 仮想COMポート・ドライバー不要に改造

なぜ改造が必要か? は、
以前のコチラの、WSJT-X の項で書いていますが・・・

現状、最新のWSJT-X でも USBIF4CW の仮想COMポート・エラーは解消されておらず
毎回、もう一つプログラムを立ち上げるのも面倒という事で。。。

仮想COMポート・ドライバーを使わずに、強制的に

USB Audio と無線機のマイク入力を接続するように改造してみました。

サポート情報から、
USBコントローラ CY7C63001A の I/O端子P03(PIN=04) をGND に落とせば切り替わるようです。

可能な限り現状維持で改造出来ないか・・・
ボードを取り外して眺めて・・・
見つけました!

マイク・ジャックはモノラル仕様で、R端子が未使用
ここにP03のラインを接続してGNDに落とせば良い(元々マイクなんか使っていないし)



ジャンパー・プラグを作って接続すれば
強制的に切り替わるハズ。。。

ワイヤーを1本追加します。
ボード裏面の、コノあたり





該当部分の拡大
上の赤丸が、USBコントローラの PIN=04(P03)
下側が、マイク・ジャックのR端子

配線を追加した様子

マイク・プラグのGNDと、先端でないリングを結んだジャンパーを作る。



使用時には、プラグを入れる。



プラグを抜けば、オリジナルの仕様で動作します。


WSJT-X側の設定は、
USBIF4CW Gen.3 の仮想COMポートは使わず
シリアル・ポートでのCATコントロールのみ
PTT は、CAT を指定する。

TS-480の例:



で、確認してみましたが・・・想定どうり・・・動作しました。!
WSJT-X 1.8.0 rc3 を使いFT8で交信していますが、特に問題なく動作しているようです。



**** ここで、お約束の注意 ****

この情報を元に改造される場合は、自己責任でお願いします。
故障しても当方で責任を負いません。
修理対応もしません。
改造代行も致しません。



1 件のコメント:

  1. 私も無変調になり困っていました。素晴らしいアイデアですね。

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