CentSDR の組み立て (2)

いよいよ難関の部品実装です。
説明書PDFに従い、順番に実装していきます。

U3 VCTCXO 26MHz発振まで確認
スコープを引っ張り出すのが面倒だったので、26MHz を受信しながら
TCXOに指を触れてビート音を確認。。。

あちゃ～　やってしまった！！
U5 MCU のハンダ付けで・・・ピンを曲げてしまった。

私の場合、
一旦 全ピンにハンダを流してから 後で吸い取り線で仕上げるのですが・・・
チョット 力を加え過ぎたようで、２本横にズレて
しかも、その修正中に１か所パターンが剥がれてしまった・・ガ～ン！！
修正後の写真です

調べてみると、MCU pin20/pin21
パターンが剥がれたのは、pin21
pin20 は剥がれていないと思うが自信がない・・・
回路図を見ると、pin21(PB10)は未使用の様子
pin20(S1)は、ロータリーエンコーダに行っていて・・・
テスターで見ると、一応導通は有る様子。。。
この先は、見切り発車！　続行！

U4 CODEC は、更に難関で・・説明書に従って、予備半田しフラックスをチャンと塗ってハンダ付けしましたが
まったく自信なし！

MCU U5 周りの C/R のハンダ付けまで何とか終わった。

U1/U2/U8 のハンダ付け前に、
ファームウェアの書き込みを実施します。
　ファームウェア書き込み環境
　　秋月で購入した、STM32F303 Nucleo-64
　　PC は、Windows10 Pro 64bit

説明書　ファームウェアの項目 2a) の方法で書き込み
Nucleo 側の USB を接続しただけで、ドライブとして認識してくれた。
（ドライバ・ユーティリティーなどのインストールは一切せず）

そのドライブに、ch.bin ファイルを書き込むだけですが・・・
最初、何回かエラーして上手くいかず？

小型バッテリを、CentSDR の電源にしていたのが・・・
このバッテリ　負荷が軽過ぎると　しばらくして出力をカットオフするみたい
これに気付かず、書き込みエラーしていたみたいです。

途中から、CentSDRをPCのUSBポートに接続した。
これで最初からファームウェアの書き込みをやり直したら、上手く書き込めた様子。
・CentSDR の Power LED が点灯した！
・PC 側で新しいCOMポートを認識している！
でも、書き込んだはずの ch.bin ファイルが見えない？
なぜ？　（汗　（汗　の連続ですが・・・

ここも見切り発車で・・・残りのハンダ付け作業へ

何とかハンダ付け作業終了
恥ずかしいので、ピンボケな写真で・・・

LCD装着
 手持ちの関係で、左の端子が５ピンの物です。

緊張の、CentSDR パワーオン！
おおー画面が出た！
ロータリーエンコーダも正常の様子
NHK第一・大阪を聞いています！

Max 100mA程度の負荷の様子

色々あって、半信半疑で組み立てていましたが
一発で動いて感動です。！　ラッキー！！

TeraTerm で、CentSDR の COMポートに接続してみました。

ch> info
Kernel:       4.0.0
Compiler:     GCC 4.9.3 20150303 (release) [ARM/embedded-4_9-branch revision 221220]
Architecture: ARMv7E-M
Core Variant: Cortex-M4F
Port Info:    Advanced kernel mode
Platform:     STM32F303xC Analog & DSP
Board:        NanoSDR
Build time:   Jun 27 2018 - 01:36:15
ch>

メモリ・リストを見る
ch> channel
usage: channel [save|list] [n(0-99)]
ch> channel list
0 558000 am
1 666000 am
2 828000 am
3 1143000 am
4 7021000 cw
5 14074000 usb
6 21074000 usb
7 50313000 usb
8 27005000 am
9 28510050 usb
10 2932000 usb
11 5628000 usb
12 6655000 usb
13 8951000 usb
14 10000000 am
15 11330000 usb
16 13273000 usb
17 17904000 usb
20 136000 usb
21 474200 usb
22 473000 cw
40 26733333 fm
41 25500000 fm
ch>

まだまだ、色々と遊べそうですネ！