2013年7月28日日曜日

475kHz Transverter 製作 何とか完成

問題の件・・・
勘違いと思い込みで・・・、間違っていた部分を修正しました。
これで送信時の立ち上がりで”ギャー”と音がするのは治りました。

修正前のCW送信波形です!
本来の信号の前に、異常な(寄生振動のような)信号が出ています。

なんらかの原因でこの現象が強烈に発生すると、PAのMOS-FETは一瞬で死にます!
この製作工程で3個ほど昇天しています!  (私のミスです!)

今回は程度が低く1~2秒だったので、FETは生き延びています。

ところが・・・・
修正後、まだ送信終了時に一瞬だけ音がします。

これは、親機からの入力レベルを下げる事で解決しました。
4.7kΩと2.2kΩで分圧しているのを、4.7kΩと1kΩに変更して現象は出なくなりました。
親機(TS480)が5W以下に絞れないのが残念です。
トランスバーターに内蔵した50Ω10Wダミーの発熱も結構多く、なんとかしたい点です。

最終のCW信号波形です。
立ち上がりに、まだ若干ひげが見えますが・・・・良しとしました。

ドライバーのTC4423にもヒートシンクを付けてみました。


この状態で長時間送信すると、かなりの発熱で・・・カバーをしたケース全体が熱くなり
周波数も変動していく様です。(と言っても1~2Hzですが)
WSPR-15のモニター画像です。

そこで小型FANを取り付けてみました。

中に間仕切りを作り、
局発に直接風が当たらないようにし、熱い空気だけLPFの後ろの穴から抜けるようにしてあります。
LPFのコイル、シャーシーに取り付けたダミー抵抗 ともに発熱が多いので好都合でした。


すべて冷えた状態からのWSPR-15のモニター画像
TS480のクーリングファンが動作した時に大きく変動しています。

その後の、すべて温まった状態の時です。
以前より、少しましになっています。

これで、CW/QRSS/DFCW/Digital(WSPR-2/WSPR-15/JT9 etc.)が472kHz帯で運用可能となりました。
あとは変更申請書を準備するだけです。
135kHz用の書類を修正していけばよいので、そう手間取る事もないかなと思っています。


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