最初から周波数がずれている中華品質と、結構な発熱の為の周波数変動が弱点のようです。
そこで究極の解決方法として、
”28.8MHz TCXO換装キット”を分けて頂き、28.8MHz水晶からTCXOへ換装してみました。
(在庫が無くなって、頒布は終了されたようです。)
予想以上に小さいパーツです。
今までに半田付けしてきた物で、最強の手強さの予感!
(予感が当たりました!)
今回使った主な工具類、あと写っていないフラックス
上左の二つは、アルコールとはんだペースト
こて先は、この細さでも今回の用途にはまだ太いぐらい・・・・
老眼なので普段からこれを常用しています。
今までは、老眼鏡をしてコレを使えばバッチリだったのですが・・・・
今回はチョット厳しい状態でした。
換装スタート
オリジナルの水晶を外した状態、この後黒丸のCを2個取り去り、赤丸の2か所のパターンを削除します。
換装手順はサイトに詳しく説明されていますので安心です。
問題は、作業者の工作能力で・・・・・・・
一応出来上がったのですが ガーン、動作しません!
USBで認識しないので発振していないようです。
オシロスコープで確認すると、やはり発振していませんでした。
気を取り直して、一旦外して最初からやり直す事にしました。
外したTCXOの裏のランドを見ると、ナント2か所半田がのっていません!
結構しつこく半田付けしたつもりでしたが、ガッカリです。
もう一度、該当箇所に予め半田を流して余分な半田は”はんだ吸取線”で吸っておきます。
再作業後の状態
VCCラインの取出しを変更しました。
別の角度から見た状態
0.3mmのワイヤーが太くみえます。
写真で見ると、仕上がりの汚さが際立っています!
もう限界なので、これ以上触るのは止めました。
ショートしていないか確認して接続、無事動作しました。
TCXOが壊れていなく良かった。
オリジナル水晶での周波数状況、補正していないとこんなにズレています。
いつもキャリアが出ている某鉄道無線で確認しています。
62ppm程度補正して表示と合いました。
このまま1時間放置しておくと、さらに数ppmずれます。
TCXOに換装後、補正なしでピッタリ合っています。
1時間ほど経過した状態、変化ありません。
さすがTCXOです。
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